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2015年5月

2015年5月19日 (火)

『マハーバーラタ』終幕!

SPAC『マハーバーラタ』@駿府城公園、全日程を終えました。
お越しくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

自分たち本拠地の静岡芸術劇場や舞台芸術公園を飛び出し、駿府城公園の空の下で公演をする。
同じ静岡市内ではあるけれども全然雰囲気は違って、そこはまさに「祭」でした。
野外で円形舞台、昨年フランス・アヴィニョンのブルボン石切場での公演がフラッシュバックし、あの時は断崖絶壁の岩壁に囲まれた場所で、それはどこか胎内を感じさせる温かみのある場所で『マハーバーラタ』という作品が地球に向けて産声を上げた感覚だったのに対し、今回はそこから一人立ちし歩き始めた様な感覚で、本番中も空を見ては、この空はアヴィニョンにも繋がってるんだなと、思いをはせていたのはここだけの話。
あっ、公演は真面目にやってましたので大丈夫です。笑

公園は不特定多数の人が訪れる場所で、そんな公園内にどーんと陣取った今回の舞台、気になる方大多数で、その効果があってか初演劇体験というお客様が多かったようです。
これは実に意味のあることで、逆言えば劇場という「箱」で上演するというのは特定少数を対象に公演するわけで、常に抱えている問題として“周囲への認知”というのがあります。
そういった意味で、今回この場所で上演したことにより、まずは“きっかけ”を作ることができ、且つ“よかった”と感じられるいう作品を上演をすることができたということは非常に価値があったのではないかと信じております。
これを機会に、今度は演劇専用の劇場で演劇を鑑賞するという方向に、多くの方が向かってくれることを心から祈るばかりです。

しかし、『マハーバーラタ』は間違いなく野外作品ですね。
昨年のKAATの劇場内に円形舞台を組んでの公演も、普段客席である側を背景として上演してセリフや音楽の聞こえは間違いなくよかったと思うのですが、なにぶん作品から放出されるエネルギーが、室内に籠ってしまうより野外に解放されていく感じの方が抜群にいい。
またこの場所でできることを僕も願うばかりです。

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2015年5月10日 (日)

世界演劇祭の後は野外芸術フェスタ!

世界演劇祭から休む間もなく、『マハーバーラタ』の稽古に突入しております。
5日前は『盲点たち』の千秋楽公演してたなんて、もう遥か昔の様。

昨年フランス・アヴィニョン演劇祭で大成功を収めた『マハーバーラタ』、その時と同じ円形舞台での野外公演を完全再現!!
なかなか規模がでかい為、おそらくこれを逃したら暫く無いのではないかと思います・・・あくまでも個人的な予想です。笑

写真は、SPACシアタークルー・平尾正志さんが撮影してくださった、仕込みの様子。
駿府城公園の全体風景の奥の方を見てみると、現れたのはどでかい舞台!!
客席は1000人近く入りますからね、ホントでかいですよ。

ちなみに当日は、フランスのカンパニー「イロトピー」による、七間町通りを使っての無料路上パフォーマンスや、同時開催の「シズオカ・カンヌ」のイベントもありますので、合わせてお楽しみください!!

三島・沼津・浜松から無料バスも出ます。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております。


●ふじのくに野外芸術フェスタ2015
『マハーバーラタ〜ナラ王の冒険〜』
【演出】宮城聰 【台本】久保田梓美 【音楽】棚川寛子 【空間構成】木津潤平
【出演】SPAC

【日時】5月15日(金)・16日(土)・17日(日)
    各19:00開演
    ※雨天決行

【会場】駿府城公園(特設舞台)

【上演時間】110分(予定)

【料金】(全席自由)
一般4100円
会員3400円
ペア割3600円
グループ割り(3名以上で1名様につき)3200円
大学生・専門学生2000円
高校生以下1000円
障害者割2800円

【申し込み】SPACチケットセンター
TEL. 054-202-3399 (10:00-18:00)

http://spac.or.jp/open-airperformingartsfestivalundermtfuji_2015.html


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2015年5月 8日 (金)

ふじのくに⇄せかい演劇祭2015、終幕。

SPAC「ふじのくに⇄せかい演劇祭2015」、そして『盲点たち』、ここに終了しました。
お越しくださった皆様、そして関係者の皆様、本当にありがとうございました。
演劇祭はGW開催になって2回目でしたが、なんとなくお客様が増えたかなという気がしております。

『盲点たち』は全6回、5回野外、1回室内という公演となりましたが、賛否両論戴いております。
完全に自然に囲まれての公演は、自然に抗うこと無く、自然に溶け込まれ過ぎず、自然と共にというところでしたが、はたしてうまくいったかはよくわかりません。
とにかく自然はでかかったというのが正直なところです。
そして、終わってみても実感は曖昧で、自分に聞いてみても反省の声ばかり聞こえてきます。
テキストの力、演出の思考、上演の環境、己の姿、まだまだだなー。
この作品は、自分の中では今後の課題になってしまった、そんな感じです。

演劇祭というものは、他のカンパニーの観劇なども通してどうも自分の現状を知る機会となっており、だからこそ次に繋げなければいけません。
もちろん、いい演劇祭でした。世界は広い。
またこの一年も試行錯誤して、自分なりの活動をしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

さて、休み間もなく来週は『マハーバーラタ』の公演があります。
こちらは、昨年アヴィニョンで上演した円形ステージバージョンを、静岡凱旋公演として駿府城公園内に舞台を組んでの上演となります!
おそらくこの円形舞台バージョンでの上演は暫くないと思いますので、見逃した方はこの機会に是非静岡にお越しください。

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