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2014年2月

2014年2月27日 (木)

スポーツはズルい。

馴染みのあるサッカーや野球の試合が無い冬は、ただニュースばかりで面白くない。
今日の試合の結果はどうだったのか、どんなプレーだったのかって気になる、なにげない日常。
しかし、この冬はやはりオリンピックがあったから、毎日家に帰ってきてからテレビを付けるのが楽しかったんだよね。
日本選手の活躍、様々な競技の模様、選手の姿。
普段見慣れない冬のスポーツにも感動した。
オリンピック終わって寂しいなぁ、もっと見たかったなぁ。

と、どこか自分の姿と照らし合わせたり。
こういう人たちがいるのは本当に励みになるんだよね。
ただ、逆にズルいとも思うのね。
というのは、スポーツは順位を争うので、比較的明確な目標を立てやすいわけですよ。
オリンピックもそう。

芸術はというと、これが明確な目標はあるのかと言われるとなかなか難しくて。
あーしたいこーしたいという野望があって、じゃあどうするか、自分でその場所を作るわけです。
で、順位というものはありませんから常に通過点、その道は永遠です。
まぁそれが芸術の面白みなので、それにはまったら抜け出せないわけです。笑
だからスポーツはズルいのですよ。

人からどんなことを言われようと、それは結局嫉妬なんだと思います。
だからといって「素晴らしい!」とみんなが言ったら気持ちの悪い事。
クリエイトというものは批判もあってこそなのです。

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2014年2月19日 (水)

公演終了、そして次へと。

この2日間は精神的にグッタリでしたが、本日復活しました。笑

『此処か彼方処か、はたまた何処か?』、お越しくださった皆様本当にありがとうございました。
予想を越えるお客様で会場はギュウギュウ詰め、会場が元工場の倉庫ということもあり、その姿はどこか今は無きベニサンピットを彷彿とさせるものがありました。

混沌とした戯曲。
繋がりの無い言葉の羅列は不快な気持ちにさせるどころか、新たな脈絡を生み美しいものでした。
1967年に上演されたこの作品、何故その時代を選び、何故石子順造が大絶賛したのか。
47年後の2014年、何故この時代に上演され、予想以上の好反応があったのか。

67年の生活がどんなだったのか僕にはわからない。
しかし今も昔も状況は違えど混沌としている。
未曾有の自然災害、混迷を極める政治、僕達の生活に真の安心は無く、しかしその恐怖たちは、今回ただただ純粋に爆発させたその言葉に、そのハプニングに、会場内には間違いなく何か共鳴するものがありました。

体当たりでした、ホント。
67年当時、発見の会の研究生公演として上演され、作者の上杉さん始めその仲間たちはとにかくやりたかったからやったそうな。
この作品の魅力は、まさにそこにあるのではなかろうかと思い、今回はいつも以上に無垢にひたむきに“その場”を楽しみました。
でも今の自分だからこそできたものなんだろうな、これが24歳ぐらいだったらできなかったと思う。

また、演出の大岡さんも10年お世話になってるせいか安心するものがあり、遠慮なくやらせてもらい(笑)、SPACでお世話になってる俳優はじめ地域劇団の皆様との共演と、刺激的な環境をサイコーに楽しみました。
この様に地域との結びつきは実に必要な要素であって、今回県立美術館をはじめとしたこの画期的な企画は今度とも大事にし発展させていきたいものです。
静岡の芸術文化、これを機に益々発展しそうですよ。
お見逃しなく。

さて、毎度舞台というものは公演を持って終わりとなるわけですが、この3日間でなにかと一区切りがありました。
公演終了に始まり、受講していたアートマネジメント全日程終了、バイト先の店長が異動、と。
なんとも寂しいものですが、同時に新たな始まりでもあります。

というわけで、次回公演!

『蔦紅葉宇津谷峠(つたもみじうつのやとうげ)』。
2012年に藤枝市岡部にある、「岡部宿 大旅籠『柏屋』」の中庭で上演しましたが、この度再演となり、更に今回はそのお隣の本陣跡で行います。
河竹黙阿弥「蔦紅葉宇都谷峠」の現代版として、利賀村演出家コンクール最優秀賞受賞者でもあり藤枝出身の演出家・仲田恭子さんが脚色・演出を引き続き担当。
再演ですが、今回本陣に合わせて書き直したためほぼ新作と生まれ変わってます。
公演は、3月21日(金・祝)・22日(土)、両日とも18時開演。
入場はなんと無料!さすがは市主催。笑

で、僕は主演です、はい。がんばります。
野外公演なので、とにかく雨が降らない事を祈るばかり。
初演時、2日目が大雨で死にそうになった。苦笑

皆様のご来場、心よりお待ちしております!

詳細↓
http://art-hikari.jugem.jp/?eid=127

Photo

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2014年2月16日 (日)

『此処か〜』千穐楽。

静岡晴天!やっと晴れました。

そんなお天気にも恵まれ、本日『此処か彼方処か、はたまた何処か?』@アトリエみるめ、千穐楽でございます。
ありがたいことに満席!!
結果、本日当日券は出ません!!嬉しい悲鳴。

今回の様な舞台は、正直滅多にできる物ではないでしょう。
今はとにかく舞台に集中すること。

今日も楽しんできます!!


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2014年2月14日 (金)

公演初日!!

本日、『此処か彼方処か、はたまた何処か?』@アトリエみるめ、19時開演でございます!!
ありがたいことにほぼ満席。

静岡駅からアトリエみるめに路線バスで来られる方は、

中原池ケ谷線
静岡駅前(2番のりば)18:24発
寿町18:34着

を御利用下さい。
寿町停留所から徒歩1分程度です。

上演時間は約85分、その後アフタートークを入れますと全体で21時頃終了予定です。
終演後も路線バスはございますのでご心配なく。

静岡のお天気は雨。
会場内もちょっと冷えますので、必ず暖かい格好でお越しください。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております!!

横山央

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2014年2月11日 (火)

ソチオリンピック、国際的に活躍すること。

今年は4年に一度のスポーツの大会として、今行われている冬季オリンピックと夏のサッカーワールドカップがありますね。
サッカーは、「静岡=サッカー」というところがあり馴染みが多く大好きなんですが、温暖気候の静岡では冬のスポーツはなかなか馴染みが無いところ。
しかしこうスケートやスキー、その他様々なものを改めて見てみると本当に面白いですね。
あと、たまに過去のオリンピック映像を流したりするわけですが、やはり長野オリンピックの男子ジャンプ団体の映像は何度見ても泣かされます。
「ふなき〜」ね。笑

今の時代、学校の行事などでは公平を期するため順位を付けない学校もあるということを耳にする事がありますが、これに関しては疑問に思ってる人間で、公平公平とうたっていると日本のスポーツ能力は低下することが考えられるのではないでしょうか。
順位を付ける意味は大切な事で、勝ち負けがあるから次に繋がる、また人間的に成長を期待できるわけで、それも立派な教育ではないでしょうか。

10代でも国際的に活躍してる人たちは大勢いるわけで、学校に真面目に通ってる事がはたして正しい事なのか、抑制された環境の中での人間の成長には限界があるのではないだろうか、そんなことも考えたりするわけです。
いや、もちろん学校には通うべきですが、様々な事情で普通に学校に通えない人たちもいるわけで、しかしそういった人たちの方が感受性が豊かだったりするわけで。
演劇も社会から見れば少し外れてる存在ですから、はっきり言ってド真面目には絶対できないと思います。

演劇とスポーツの大きな違いは、「結果」という部分だと思います。
スポーツの様に結果があるということは、ある意味ありがたいことで、というのは目的が明確となりそれを糧に努力ができるからです。
自分の限界に挑戦し、その自らを磨く行為が実に美しい。
まさに努力は裏切らない。
こう見てみると、どちらかというと「己を磨く」要素が多く見られるかもしれません。

対して芸術というものには答えがありませんから、自分の世界観を世の中にがに提示し、そしてその提示された事を第三者が様々な捉え方をする。
そう考えると、「個」よりは「大多数」に関わってくると言えるかもしれません。
その中でそれなりに評価を受けるものは、個人個人であっても共感するものあり、結局それは政治的な事、人間的な事に絡んでくるのではないでしょうか。
しかし義務教育ではどちらかというと常に答えを求められるものが多いですから、この様な答えの無い世界もあるということ、人間には様々な可能性がある事をこどもから大人までたくさんの方に知って頂きたくて、僕は演劇を通して舞台に立ったりしているわけです。

オリンピックを見て皆さんはどう感じますでしょうか。
メダルに注目するのか、オリンピックの舞台に上がってきたその人の人生を感じるのか、世界を感じるのか。
人間の様々な可能性を感じ取れたら素敵ですね。

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2014年2月 5日 (水)

『此処か彼方処か、はたまた何処か?』、台本公開中!

『此処か彼方処か、はたまた何処か?』、カオスカオスと連呼してる僕ですが、一体どんな台本なのか?

ということで、演出・大岡淳のHPにて期間限定で公開されております。
ページの最下部にダウンロードボタンがありますので、そちらからどうぞ↓

http://ookajun.com/portfolio/happening/


今回の台本、はっきり言って読んでも全然わからないと思います。笑
そこがミソ。
お見逃しなく!!

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2014年2月 4日 (火)

公演に寄せて、菅孝行(評論家)氏から推薦のお言葉。

評論家の菅孝行氏から、推薦のお言葉を頂戴しました。SPACウェブサイトにも掲載してあります。
『此処か彼方処か、はたまた何処か?』、初演を観劇されたという評論家の菅孝行氏から、推薦のお言葉を頂戴しました。
SPACウェブサイトにも掲載してあります。

お席、まだ余裕ございます。
ご連絡お待ちしてます!


*****

初演はもう40年何年も前のことなのでディテールの記憶はない。ただこんな芝居を書いたり演出したりするのは、とてつもないアホか大天才だと思った。恐らくその両方なのだろう。舞台上には、大半役者というにはあまりにもナチュラルな身体が並んで身を持て余していた。場所は、東京信濃町の千日谷会堂という仏教系施設の駐車場である。いわゆるアングラ(60年代演劇)系の舞台は、日本近代演劇(新劇)の規範を壊すことを共通の旗幟にしていたから、新劇にこだわる人には兎に角判りにくかったようだ。しかし、私は一応「アングラ」のはしくれだから、大概の舞台をそれなりに「理解」することはできた筈なのだが、コイツは客に、ザマアミロ、判るな、と挑発しているようであった。一瞬、これはそもそも芝居なのか?と思った。ただ、68年革命の効用とでもいうのだろうか、見ているうちに判ったのかどうかはともかく、次第にこの舞台と、感性の党派性とでもいうようなものを共有していったように記憶する。ラストで、舞台奥の外部を遮蔽していた幕が消えて、突如街の夜景が眼前に開けたときには、底抜けの解放感があった。時は移って、初演の頃たぶんまだ生まれていなかった演出家や俳優・スタッフによって、このテクストがどう解釈され、舞台化されるのか、ほとんど初演時には生れていなかった観客たちの感性と、それがどう交錯するのか好奇心をそそられずにはいない。

菅孝行(評論家)

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