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2012年7月

2012年7月31日 (火)

利賀村は。

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東京から車で約6時間、富山県にある利賀村には「演劇の聖地」と呼ばれる場所があり、元SPAC芸術監督でもあり現SCOT・鈴木忠志氏の活動拠点であるこの場所は、毎年夏に若手演出家を育てるための「利賀演劇人コンクール」が催されれてます。
いくつか提示された課題戯曲の中から演目を選び、制限時間1時間以内の舞台を作り上げるというもの。

僕は今回、佐藤久演出『胎内』(作:三好十郎)のグループのスタッフに入り4日間を利賀村で過ごしたのだけど、久々に裏方に回ってまぁ普段とは違うことが見えてきて、結局のところスタッフもキャストの1人なんだよね。
ただ表から見えてないってだけで、いつも感じていたのだけど改めて思ったわけです。

演出でとあるものを脇から出す時、そのニアンスからのタイミング・スピードなど意識することは多く、演出家の意図を汲み取ってその芝居に対して最高の瞬間を作らなければならない。
役者って自分の役だけ演じていればいいわけじゃなくて、照明があって音楽があって道具があって、そして観客が居て初めて成立するもの。
これを勘違いしていたり気付いてない人は、はっきり言って役者としてどうなのかと、僕は疑問に思いうわけです。

だからといって特別意識するというわけではなくて、どこかそのことを留めておくだけでも、というのはちょっとした気の使いによって表現豊かになるということを言いたいわけです。
いやでもね、いろんな現場行くとこれができてない人が結構いるのですよ、淋しいものです。

そんなこんなこの4日間は演劇だけを考える日々を送って緑に癒され、素敵な時間を過ごしたわけであります。
あっ、なんかエンジョイしたみたいに書いてますけど、仕事で行ってますからね。笑


利賀芸術公園はこんな感じ↓


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僕たち佐藤組『胎内』は夜の野外・岩舞台での上演でした↓


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公演終わってみんなで打ち上げ、でも打ち上げない花火。笑↓


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来月はSCOTサマーシーズン公演がここで催されますよ!
名古屋から直通バスがあるみたい。
みんなで芝居を観に行こうじゃないか!!


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2012年7月27日 (金)

富山県にある利賀村というところ。

只今、富山県にあります利賀村というところに来てます。
毎年"演劇人コンクール"というのが催されており、僕は今回とある団体のスタッフで入ってます。

しかし、360度緑!
大自然に囲まれた中の舞台は、何か不思議な感覚を覚えます。

キャストがサイコーのパフォーマンスをできるよう、僕も裏方にてサイコーパフォーマンスを。


『胎内』
演出:佐藤久
出演:大道無門優也、丸房君子、鯉和鮎美

会場:利賀芸術公園 岩舞台
日時:27(金)20:00開演
入場:無料


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2012年7月21日 (土)

弟出演中『新・幕末純情伝』。

弟・横山光が出演している『新・幕末純情伝』@シアターコクーンを観てきたのだけど、いやー、楽しめたね、面白かったね。

弟が桐谷美玲ちゃんと絡むところとか羨ましいよね。笑

残り2ステ。
21(土)13:00/18:00
22(日)13:00/18:00

会場は、渋谷Bunkamuraシアターコクーン。

当日券あるみたい。よろしくです。

つかさんの言葉は心に響く。

公演詳細↓
http://www.rup.co.jp/information/2012bakumatsu.html

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写真はもちろん弟さー!笑


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2012年7月14日 (土)

マハーバーラタの素敵な皆様。

まぁなんでも、7月に入ったかと思ったらもう2週間が経ちました。
東京生活にも慣れて、なんだか最近は元の生活になった感じ。
とは言いつつ自然には恋いこがれていて、登山やらキャンプやらしたい気分。
箱根のとか行きたいのねー。

今週は観劇ラッシュの日々で、懐かしい顔に会ったり以前の共演者と会ったり、なんだか有意義な時間を過ごしました。
やっぱり人が好きなのね、そして演劇が好きなのね。
マハーバーラタはじめSPACの素敵な皆様も次の稽古に励んでる模様。
僕もまだまだがんばらねば。

マハーバーラタの愛しき演奏隊仲間↓


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イベントでの野外パフォーマンスにて。
SPAC・牧山さん。これサイコー↓


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SPAC芸術監督・宮城聰さん。素敵すぎる↓


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明日も日はまた昇る。

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2012年7月11日 (水)

『マハーバーラタ』舞台裏4

いきなり暑くなりましたね。
暑いからといって、冷えた飲み物の取り過ぎはよくありませんよ!
暑いから冷ます、また暑くなる、どう考えたって体に毒です。
本当は飲み物は常温がよいらしいです、ほんとに。
ちなみに僕は、コップで何か飲む時は氷は絶対入れません。
リアルにお腹壊すので。笑

さて、今回は楽屋を公開!
こちらは男子楽屋。
まぁ男子ですから、至って質素な感じです。笑↓


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楽屋を綺麗に使う、これ大事。
でもこの写真だとあまり綺麗に見えないね。笑

お次ぎは楽屋大部屋。大量の衣裳と共に↓


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毎日衣裳さんが遅くまで作業してくれて、本当に素敵な衣裳ばかりで。
そんな衣裳を輝かせるのも役者の仕事。
写真の奥に写ってるのはメイクさんですね。
メイクは基本自分たちでやってますが、その中でもダマヤンティー姫はメイクに加えカツラもあったりと、自分では大変であるためメイクの方が毎回行って行い、そして美加理さんはダマヤンティー姫に生まれ変わるのでです。
しかし、美加理さんは美しい・・・。笑


こちらは香盤表、誰がどこのシーンで出るかが書かれてます。


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これでどこで役が変わって衣裳の早替えが必要になるとかがよくわかるということですね。

舞台図面も↓


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これで小道具の置き場とか割り出しいくわけです。

みんなで全体を把握して、そしてフォローしあう。
お互いのコミュニケーションが命の舞台なのです。

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2012年7月 8日 (日)

『マハーバーラタ』舞台裏3

今回は小道具がとにかく多かった。
前回の日記に載せた15秒程の出番しかない「聖者」さん始め、細かいところでもいろんな小道具を使っていて、うっかりがないように早い段階から稽古で仮小道具を使ってタイミングを計ってました。
このね、仮小道具ってのも大事なんですよ。
何も無いよりは雰囲気がわかるだけでも、稽古の質が変わってくるんですね。

ダマヤンティー姫の元へ韋駄天の如くかけるナラ王の、その愛馬たち↓


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かわいいお馬さんたち、駿馬ですよ!

続いて、猛々しい?虎↓


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ダマヤンティー姫に襲いかかろうとしたら逆に尻尾握られてちゃって、ちょっと力抜けちゃうなんて動きがあったりと意外とオチャメさんでした。
この虎には人が2人入って、獅子舞みたいに動かしたわけですな。
まぁ中に入ってる人は大変なわけで、そのお2人方の勇士は目に焼き付いてます、汗ダラダラでしたよ。笑

間狂言(あいきょうげん)的な役割で、ダマヤンティー姫の婿選び式のための宣伝で使ったのぼり。
演じたのは我らが演奏隊!
ちょっとした「俺たちゃ演奏だけじゃないんだぜ!」をアピールした場面。笑↓


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あれ、一つだけ何か違う・・・


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あれあれ、「ダマヤン茶」とか書いてある・・・。笑

ちなみにこのシーン、決められたセリフはあるけど動きなどは演奏隊で考えたのでありました。
ね、皆様に息抜きもして頂こうと思って、オチャメにね。笑


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2012年7月 5日 (木)

『マハーバーラタ』舞台裏2

以前、僕が主に使っていた楽器は「ジュンジュン」というアフリカ民族楽器だったということを日記で紹介しました。
「ジュンジュン」ね↓


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この楽器は“主に”なので、では他には何を使っていたかというと、


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わかりますか、ジュンジュンの下に置かれた楽器群。
紹介しますと、

・トーンチャイム
・カリンバ
・メタルカバサ
・鈴
・ミニシェイカー
・メタルシェイカー
・アンクロン

そして他に、ジャンべやトライアングルをやったりと、トータル10の楽器を駆使して演奏してました。
両手に違う楽器持って演奏してるのも、最早当たり前。笑
音楽が演劇に圧倒的に異なることは、音が“なる”か“ならないか”ということ。
0か1しかないわけで、演劇は答えが無いのでそれを稽古で追求していくわけですが、音楽はどんなに練習しても0か1。
でも、その“1”の中にはいろんな“1”があって、それを探って一番見合う素晴らしい音を探し出すわけです。
それが演劇でいう“セリフ”という具合でしょうか。

あとはグルーヴ。
合奏してみると感じることで、タイミングなど演奏の中での間違いはどこにも無いのになんとなく共鳴していない気がする、なんか合ってない気がするという経験はありませんか?
正解なのに不正解、矛盾から抜け出すには結局練習して感覚を磨いていくということになるのかなと。
説明できないー、あのー、あれだよ、この感じだよ!ってやつ。笑

そして僕は悪魔カリもあったわけで、もうあっちゃこっちゃ動きまくり。
舞台裏で地味にカロリー消費してました。笑
ちなみに公演ご覧になった方で、僕が演奏エリアから出入りしてたのわかりました?
悪魔カリは面を着けていたので、素顔が見られたのは演奏の時だけだったんですけどね。笑

ジュンジュンは後ろの端で演奏していたので、いつも楽器チームのみんな、お客様がよく見えたのでした。
そして客入れの演奏中は、お客様の中に友達がいないか探すのが楽しみでした。笑
こんな感じ↓


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みんな練習中。
叩いてる太鼓が“ジャンべ”です。
役者が演奏を奏でるというスタイルはあまりないと思いますが、普段とはまた違う世界が見えて楽しいものです。
やっぱり楽器っていいな、

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道は「成る」。

気が付けば一人で歩いてた。

ふと一人だと気付いた。

道はまっすぐに伸びていたから来ただけなのに、一つの道は二つに化けて僕の目の前に現れた。

開けたポテチに手を伸ばしてみれば、とまらないそのなにか。

足は止まる、手は動く。

迷っている様で実は最初から決まっていた。

道なんて最初からあるわけない。

あったとならば他人が敷いたレールに過ぎない。

道は「成る」もの。

その道は己のみぞ知る。

コンクリートは硬く冷たい、ぐしょぐしょの土は足跡をつける。

いつか振り返ればその時に。

確かな生き様、大きな足跡。

恐怖心は踏み込む足を確実に、その溝もいつしか浅く軽やかになる。

いつか振り返ればその時に。

確かな生き様、大きな足跡。

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2012年7月 3日 (火)

『マハーバーラタ』舞台裏1

7月になりましたね、今年も半分が終わったかと思うと、僕は何をやっていたのかと考えちゃいます。笑
そして東京生活に戻りました。
当たり前だけど人が多い!!笑
自然が少ないというのはなんとも悲しいもので、こうも精神的にも肉体的にも違うのかと驚くばかり。
それでも山生活で作られたリズムは崩したくなくて、意識して生活してます。

さて、これからしばらく『マハーバーラタ』裏写真を公開していこうかと思います。
公演を観た人も観れなかった人も、これで楽しんでね!


こちらは、上演場所となった静岡県舞台芸術公園 野外劇場「有度(うど)」の外見↓

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ダイヤモンド??
正面入り口をくぐれば、


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今回の舞台セットがお目見え。
舞台の上に舞台を作ったセットですね。
わかる方はわかると思いますが、お能の舞台を元に作られてます。
正面は本舞台、橋掛かり先の横にある舞台は、能でいう「鏡の間」の位置にある離れ舞台。
お能の本舞台は3間四方(約5.5m四方)で作られているのですが、今回の公演もまさにこの大きさでできていて、この中で物語は展開されていきました。
えぇ、それは狭くてですね。笑
そんな狭い中でどう動くかを考えるのがまた楽しいんですけどね。

能舞台に関してはこちら(ウィキペディア)↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/能楽

続いて奥に見える鳥居みたいなもの、近くで見ると、


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なにやら鳥居ではなく乗れる様になっている?
そう、これも舞台の一つ。
ご覧になった方はお分かりかと思いますが、最後の方で神々たちがこの上に乗り、ダマヤンティー姫のケガレ無き一途な思いの真実の承認として、ここからナラ王に語りかけるのです。
まさに天上、立ち入ることのできない聖域。
でも演じてるのは人間ですから(笑)、実際どうやってこの位置に上がるのかといいますと、


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ちゃんと裏に階段があります。笑
でも実際の高さはヤバいです、3mちょっとかな、高いです。
神様の皆様は、神様なのに最初ビビりまくってました。笑
ちなみにこの裏、ちょっと広くなってましてここで衣裳の早替も行ってました。
一人何役もこなした今回の芝居、多い人で4役かな、この早替も命がけです。

次回に続く。

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