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2012年6月

2012年6月28日 (木)

そういえば、誕生日でした。

6月26日、27歳になりました。
たくさんの方からお祝いメッセージを頂き感謝感激。
26歳も実に充実した年だったなと思いつつ、それでも満足いく事無く次ぎにステップを進めます。
心の底から満足って、意外と一生できないものなのかもね。

しかしなんでしょう、この一気に30歳に近付いた感覚は。笑
こどもの頃は27歳の人とか大人だなーって思ってたけど、実際全然そんなことないですな。笑

昨日は地元にいた時にやっていたこどもミュージカル仲間と飲んだのだけど、学校とはまた違う環境を共有した仲間というのはなんだか新鮮で、みんなで一つの作品を作り上げていくあの喜びを体験したこどもの頃は、確実に今の僕を構築しているのだなと。
舞台に立つということで多くのお客様を前に図太い精神を身につけて、公演が終わった時の快感といったらなかった。
最早一種の麻薬ですな。笑
酒飲んだ後には街を散歩、歩く先々思い出ばかりで。
感慨深いです。

27歳、昨日もちょっと書いたけどこれからの人生を長いスパンで見た時を考えます。
目先ではもう満足できないし、それだけでは危険すぎる。
そういう人生もありだと思うけど、心の余裕というものは正直ほしいものです。

悩みなんて一生消えないし、考え続けなければ成長は無い。
まぁ悩めるってことが幸せなんですけど。
そんな今、辛いけど楽しいです。
この1年もとにかく生きていこうと思います。

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今回『マハーバーラタ』組の中に6月生まれが多くて、なんどか誕生日ケーキを頂きまして。
ケーキ大好きであります!!!


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久々に自分載っけてみたり。
これは知り合いに、髭生やした顔写メで送ってと言われて撮った写真。笑

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2012年6月27日 (水)

今しかできないこと + 舞台裏

公演が一段落、そのまま実家に帰ってきてます。
今週は見に来てくれた友達と飲む、これもまた大事。

考える事はこれからのこと。
いよいよ現実的なことから逃れられなくなってきました。
この業界での生き方、まだまだ広がる可能性、経済的な事。

僕は何故演劇をやるのか。
演劇人になるためには、どんな手段があるのか。
これまで“舞台に立つ”というポジションの中こなしてきた仕事、はたしてそれだけなのか。
27歳初日から、人生についてどっぷり考えております。
30歳まであと3年だからこそ、ここでしかできないことってあると思うんですよね。
ここで一つ、まったく違う目線を作る事も大切なんじゃないかなって。
それって今しかできない事なのです。
そういうチャンスをくれる人がいるだけて、本当に泣きそうになるくらい嬉しいのだけど。

いつでもそうだけど、何か新しい事をやりだすのは怖い。
でも、その新しい世界があるって思うとワクワクする。
結局はやってみないとわからないのだけど。

考えます、これからのこと。
でも、昔に比べるとずいぶん柔軟になったな。
と同時に変なプライドも生まれて、それがたまに邪魔になるのだけど。笑
今の自分、嫌いじゃないです。


さて、『マハーバーラタ』が終わったので、ネタバレというか舞台裏を公開していきましょうか。


こちらが、今回上演した野外劇場「有度(うど)」です↓

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舞台の上に舞台を組んだ形ですな。


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稽古は楽しく、時には厳しく。
いいカンパニーでした。

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2012年6月24日 (日)

『マハーバーラタ』終了!

おかげ様で、『マハーバーラタ』全公演を終了しました。
千穐楽は500人以上のお客様にお越し頂きました!感謝。

素晴らしい舞台でした。自分でもそう思います。
出演できた僕は幸せをかみしめつつ、更なる飛躍を誓います。

また公演の写真載せますので、乞うご期待!

本当にありがとうございました!
取り急ぎ。

横山 央

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2012年6月23日 (土)

『マハーバーラタ』大千穐楽によせて。

20日前に初日を迎え、そして今日大千穐楽を迎えます。
多くの方に支えられ、多くの方に足を運んで頂き、本当に感謝してもしきれないです。

この世界演劇祭を通して改めて演劇の可能性を考えていて、政治みたいに回りくどい事なく国境を越えて自由に付き合えるのは“芸術”であって、異国文化とのコミュニケーションは視野を広げ可能性を広げてくれる。
島国・日本の鎖国意識は、潜在的に実は根強く残っていると思うのだけれど、まずは機会を得る事が大切で、またこの機会たくさん得られるかということも大切なのだと思う。

今のところ東京が演劇の中心にあることは変わりない。
だけどこのような規模で演劇祭を行えるのは、実は東京ではなく地方である気がする。
そこには公共の支援が絶対条件になるのだけど、そういった意味で静岡は間違いなく日本のトップにいる事は間違いない。

別にSPACは役者を育てようとしてるわけではない。
学生への演劇鑑賞会や、夏休みなど長期休みを通じて演劇に触れてもらうことで“人間”を育てようとしてるのだ。
勉強をすれば頭は良くなる、賢くなる。
では優しくなれるのか?人とコミュニケーションはうまくなれるのか?
答えは否である。
それこそ芸術が人間を育てるというもの。
一人では決して成立しない芸術。
例えば絵画にしたって、そこに“見る側”が存在しなければ結局は自己満で終わってしまうというもの。
もちろんそれが悪いというわけではないのだけど、世界は広がらない。

今日本が抱えている問題は多大なもので、これからそれらを抱えるのは今を動かす政治家ではなく僕達一市民なのである。
10年後に核症状がでたとしても政府がそれを保証してくれるか怪しいところである。
だからこそ僕達ができる事を考えた時に、デモをするも良し、海外に脱出するも良し。

では僕は。
それでも演劇をする。
観客の皆様のその不安が、一時的にでも取り除けるのであれば僕はそれでも構わない。
いいも悪いも引き受ける、そしてそれを芸術というアートにして表現する、それが僕の仕事だと思う。
今回『マハーバーラタ』は祝祭劇である。
祝祭とは、「皆で物事を祝う祭り事=ケガレ払い」なのである。
この国の“ケガレ”を、少しでも取っ払いましょう!

本日19:30開演!!
開演前・終演後には、「カチカチ山」という芸術公園内の建物で飲食店やってます。
終演後は出演者はじめ関係者と交流もできます。
もちろん僕も行きますので、皆様とお話しできたらと思っております。
もう今日は飲んで食って観劇して飲んで食って、一日贅沢しちゃいましょう!!

静岡県芸術公園・野外劇場「有度」にて、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

横山 央


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↑あっ、これは『ペール・ギュント』でペール・ギュントを演じた、武石さんです!
「俺は皇帝になる!!」笑

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2012年6月19日 (火)

3回目終了。

少し遅くなりましたが、16(土)に『マハーバーラタ』3回目の公演を無事に終える事ができました。
お越しくださった皆様、雨が降りお足下悪い中お越しくださり誠にありがとうございました。

3回目にしてついに降ったか、といった雨の公演。
開演前までは土砂降りだったのに、演劇の神様はいるのですな、小雨となり最早演出ではないかという様なほどよい雨の中での公演となりました。

演じている方としては、雨という事で舞台は滑るし実は危険と常に隣り合わせにあり、しかしその集中力は尋常ではなく、怪我をする事無くサイコーのパフォーマンスをする。
決して他の公演でも力を抜いているという事ではなく、それでもまた違う感覚を研ぎ澄ましアドレナリン全開のパワー。
芝居は生ものですから、その日の条件や精神的・肉体的なモチベーションで常に変化していて、そういう発見を自分でもしながら演じるというのは実に愉快で楽しいものでした

雨の野外、観客の皆様もその内なる熱気はもの凄い物で、今まで感じた事が無い様な一体感はこの条件だからこそありえるものではないかと思ったほど。
最後には風が吹き始め、雨はやみ、天然の霧が立ちこめ浮かび上がる自然に照明があたり実に幻想的な世界が創りだされて、本当に興奮ものでした。
まさに野外劇場でしか味わえない、といったところでしょうか。
逆に友達には、全部が魅惑的過ぎてセリフ聞き逃したと言われました。笑
いや、それぐらいそう。

そんなこんな、残り1公演を残す限りとなりました。
3ヶ月近く籠った山生活も残り僅か。
今ここにいる事を大切に、千秋楽もサイコーの舞台を皆様にお届け致します。
千秋楽は、今週23(土)19:30開演!!
心よりお待ちしております。

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2012年6月14日 (木)

ローフード。

先週はフランス人の方々が公演でお越しになりましたが、今週はアメリカ人の皆様がお越しになっております。
『ライフ・アンド・タイムズ』という、ちびまる子ちゃんの様な世界観をミュージカルにした作品を上演する皆様は、朝から近くの食堂のテラスで歌の練習中。

朝から騒がしいんじゃ!!笑

僕はここのところ、深夜1:30に寝て8:00に起きるという、睡眠時間は取れてるのだけどはたして健康的なのかという生活を送ってますが(笑)、食事は3食ちゃんと作り、酵素の働きを考えて朝食で必ず果物・野菜を食べる様にしています。

というのも、先日ローフード講座を受けたのです。
初体験だー!笑

ローフード・・・加工されていない生の食材を用いた食品、あるいは食材を極力生で摂取する食生活(ローフーディズム)のこと。
酵素が破壊されないとされている摂氏48度以下であれば加熱も可。(ウィキペディアより)

今回『マハーバーラタ』のバンドマスター・寺内さんはヨガやローフードの講師でもありまして、先日の稽古休みに特別に講座を開かれるという事で参加してきた次第。
体の内部の構造や働きがわかると食もいろんな見方が、とても有意義な時間でした。
以下は講座の際に作って食べたもの↓

・グリーンシェイク(有機バナナ×オレンジ×バジル)
・ほうれん草とバジルとアボカドのグリーンスープ
・デトックス&チャージサラダ(ホワイトセロリ、ルッコラ、ほうれん草、サラダ菜、エシャレット、ふのり、金胡麻、チアシード)シェリーヴィネガーとコリアンダーをきかせたドレッシングで
・ローカシューチョコレートムース
・ローチョコレートトリュフ、ココナッツ風味
・AFAウォーター

自分の知らない物ばかりで質問攻め。笑
食べることで胃腸の働きを良くし、排泄までもスムーズに。
これは「酵素」の働きによるもので、酵素を効率よく摂取することが大事なんだそうです。
その中でも果物は酵素の固まりで、よって食べる際の順番として「果物→野菜→主食」がベストだそうです。
ダイエットにも効果的だそうですよ!

料理は好きでよくやるのだけど、こう食を考えるのも楽しいなぁ!
そして、ローフードを食べた後の飲みに行くその罪悪感といったらなかったなー。笑

皆様お試しあれ。


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2012年6月12日 (火)

公演2回目終了。

一昨日になりますね、『マハーバーラタ』2回目の公演が無事終わりました。
今回も満員御礼、お越しくださった皆様本当にありがとうございました。
感謝々々。
地元の友達から遥々東京から足を運んでくれた友達まで、僕は人に恵まれてここまで来てるなーと。
みんな楽しんで笑顔で帰ってくれるのを見ると幸福感に満たされます。

そんな今回は一週間に一度の公演なわけですが、こういう形式は初めてで実はモチベーション保つのに苦労してます。
公演から公演の間は、公演してみての感触を元に稽古して更なる磨きをかけるわけですが、やっぱり第三者・観客という存在は大きくて、はっきり言って稽古では出せないもの、出て来なかった物が観客がいる事によって引き出される事があるんですね。
それはどんなに稽古してもわからない事で、演じてる側もそんな状況を楽しみつつ、且つ冷静に判断する力が必要となるわけです。
まぁそれが気持ちよくなってしまうと、芝居も間延びしてそしてそれは観客に一発でバレるわけで、おー恐ろしや。

宮城さん演出の特徴として、俳優が生演奏を奏でます。
そう、演じてるだけではないのですよー!!
もうやること多くて大変。笑
そんな演奏隊も、毎日必死こいてます↓


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パーカッションって直接人間の心臓に繋がると思うのですよ、そのリズムが鼓動かの様に。
音楽聞いてると気が付けば足踏みやら体が乗ってしまう事ってありますよね、それです。
それをミュージシャンではなく俳優が奏でる事によって、それは音楽としてだけではなく「言葉」としてもそこに存在して本舞台の芝居と繋がってくるわけです。
音による語り手、とでも言いましょうか。
これがまた生でやるから面白い。
音源を使えば簡単ですが、芝居と同じで音楽も生には敵わないですよ、ホント。
ピアノみたいに綺麗な気品ある感じも好きだけど、僕はこう叩いてビート感じて「ヘイヘイ!」の方が好きかも。笑
元々椅子に坐って作業とか苦手だし。笑
この鮮度を是非皆様にも味わって頂きたいところ。


そんな演奏で僕がメインに使ってる楽器はこちら↓


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「ジュンジュン」といいます、アフリカの民族楽器です。
主にパーカッションのベースに位置する物です。
見てわかると思いますが、バチを使って叩きます。
でもただ叩けばいいわけではなく、この楽器のサイコーのパフォーマンスを日々研究してます。
今回僕がこのジュンジュンで『マハーバーラタ』のスタートを切る役割を担っているのですが!

その緊張した顔つきにご注目です。笑

次は16(土)19:30スタートです!!

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2012年6月 8日 (金)

ふと去年の今頃を読み返す。

今日稽古場で共演者の中野さんに、突然「去年の今頃は何されてたんですか?」と言われた。
その場で答えられなくて気になってブログ見返してみた。

去年の今頃のブログを見ると、「被災地にボランティア」、「『わが星』のワークショップ」、「SPAC観劇」、「7月の人形浄瑠璃の稽古」、「誕生日」、こんな感じ。

2011年6月
http://hisashi-y.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/index.html

そっか、もうこれから1年経つのかとふと思う。

被災地ボランティアとか、衝動的だったな。
震災が起きてテレビで津波の映像見て映画の世界だと思ったのですよ。
だからこの目で確かめたかった、確かめなくちゃって思った。
映画の世界で終わらせたくなくて、結局のところ映像で見たところで他人事に思えちゃうんだよね。
それを極端に嫌がった自分がいて納得できなくて、それでボランティアのツアーに応募して行ったんだよね。
現場に行った時に感じたのは、波の音がよく聞こえるなって、空が広いなーって・・・無神経な事言ってるね、僕。
地には様々な物が散乱してました。
でも遥か向こうの空まで見えてなんだか不思議なんだけどこういうものなんだって、晴れた天気が恐ろしく気持ち良くて。
ここにあった営みは一瞬に消えて、一瞬で多くの方が亡くなって、そしてそこに立つ自分。
その時感じた事が多々あり過ぎて、覚えてるのはやっぱり風景。
どこかで見たことある風景だなと思ったら、教科書で見た戦後の日本でした。
でも思ったんだよね、戦後の日本なら復興できるじゃんって、時間はかかるけど復興だったら僕も手伝えるじゃんって。

そっか、一年かー。
あれからボランティア行けてないな。
現地に行ったからこそ感じて、僕は今やってること続けなきゃって思って今も続行中です。
好きな事できるって幸せなんだよ、ホント。
生きてるだけでバンザイなんだよ。


そしてその直後に『わが星』のWS受けて、ままごと・柴さんや、口ロロ・三浦さん、WS参加者に出会って、やっぱり演劇続けよって確認したんです。
人との出会い、繋がり、それは偶然の賜物でなくては生きていけないもの。
続けてSPACの世界演劇祭行って『天守物語』観て、来年はこの舞台に立つって決めて、今実現させました!
うん、自分素晴らしい!!笑

人形公演は山梨でやったやつですね。
鼓・琴の拍子に合わせて、文楽人形の人形を足をなしにして2人遣いで行い、と同時にセリフは動かしながら話すスタイル。
観世流能楽・佐久間二郎氏も登場して、なんでもありな面白い事してました。笑
僕は糸操り人形をやってきたけど、決して糸操り人形遣いになろうとは思っておらず、それをどう変換して自分なりのスタイルを作り出すかを考えている人間なので、この文楽人形のスタイルも面白いと思ったし、SPAC演出の宮城さんの「ムーバ」「スピーカー」のスタイルなんかは、まさに文楽を元にしてるよね、面白い。

そして、26歳の誕生日を迎えてまた一つ年を重ねて、なんだか生きてる事を実感しました。

僕の1年前はこんな感じでした。
相当感化されてる自分がいて、また考え方も間違いなく変化していて、そして一年過ごして今の僕がいる。
自分を好きでいられるかって大事な事だよね。
でも自分の事ってわからなくて、自分がどういう人間かは結局のところ他人が決めるもんだと思う。
そこで生じるギャップもまた楽しいじゃない。

自分は幸せ者なんだな。
この幸せは壊したくないし壊されたくない。
でも津波や震災の様にどうしようもない時もあって、そうなったらまた新たな生き方を見つけるしかない。
そんな無条件に何かをするしかなくなった時、人間の底力ってすごいんだよね、きっと。

寝よう。
寝れば明日がまた起きる。
今日も一日ありがとうございました。

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2012年6月 6日 (水)

考えるのは一つの思い。

金星の月面通過、一生に一度しか見られないとわかっていてもサングラス買わずになんとなく太陽を仰いで終わりにしてしまうのは、興味が無いわけじゃないんだけど興味が無いということでしょうか。笑
自分の気持ちと心はどこへやら。

初日を終えて2連休、骨まで休まった、というか骨よ早くくっ付けな感じです。(←どういう意味かはまた後日!?)
休みつつも考えるのは初日の事、未だに感動冷めやらぬ感じです。
そしてボーッとした時間が増えてるのは、あれこれ考え事が多くてまとまらなくなってます。

初日、開演時間を迎えた時には既に感無量、いつもこの瞬間がたまらなくて、演劇の素晴らしさを
再認識します。
テレビとも映画とも違うそこには“生”があり、その鮮度はどんな冷蔵・冷凍食品にも敵うわけは無いのです。
400人の人と一つの物をまさにその時に共有する、そこには言葉では表せない興奮が、感動があるのです。

ここに生きている、当たり前を当たり前に感じない事が大事で、といってもそんなことを普段から意識する人は居ません。
でも、時には確実にそれを実感したくなる瞬間がある。
皮肉にも、何かを失った時それは痛感します。
そしてまた自分にがんばろうと言って、日々の生活に溶け込んでいく。
しかし少し世界の色は変わり、これまで抱かなかった感情が体の中に入って来る。

考え方は常日頃変化するもので、それでも結局は前に向かってしか進んでいけない。
過去は過去、その呪縛から解放されるもされないも、その人がそれをどう取り込んでどう変換でき、そして歩いていけるか。
それが生きているということ。

朝から香川さんの市川中車襲名の特集を見て、間違いなく歌舞伎のど素人である香川さんが自分の宿命に立ち向かっていく姿を見て、まぁちょっと感慨深くなってます。
香川さんも大変だけど、実は息子・政明くんが一番大変だと思うけどね。

逃げられないとわかっていても逃げようとする、しかしそれはやがて現実味を帯びてついには目の前に壁となって現れる。
それを殴って蹴って身を削って破壊していくのか、時間をかけて超跳躍力を身につけて飛び越えていくのか、またそれを一人でこなすのか誰かの協力をもらうのか。

何をやるにしたって、みんなぶちあたる事は同じ。
ただ生きてきた背景は違うわけで、それを理解しあい協力しあえる仲間がいる事程幸せな事はないのかもしれない。

何を持って幸せなのか。

『マハーバーラタ』では悪魔の力によって賭け事に狂ったナラ王を、こどもを親に預けてまで夫の側に居続けお守りしようとしたダマヤンティー姫。
一途に思い続けるその心に感動してしまうのは、僕達の周りにはいつも何かしら唆すものがあり、そして欲があるため、一途という気持ちを持ち続ける事がとても難しく思っているから。
でも僕もそういうもの、それが人であれ物であれ考え方あれ、そろそろ欲しいなと思う、今日この頃です。

『マハーバーラタ』、次は10(日)19時からです。
是非お越しください。
公演日によっては、開演前や終演後に出演者と一般のお客様とが交流できる「フェスティバルBar」なるものがありますので、こちらも是非ご利用ください。
僕も知らない方としゃべりまくりましたよ!

写真はその様子↓


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2012年6月 4日 (月)

初日を終えて。

SPAC『マハーバーラタ』、おかげ様で超満員の中初日を迎える事ができました。
お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

演奏隊の一人として開場からお客様を演奏でお迎えして、だんだん埋め尽くされていく客席に心は躍動、いよいよこの時が来たのだと緊張と期待と、そしてこの場所に居られることの喜びを感じるのでした。
この瞬間を味わう度に、演劇をやっていてよかったと幸せな気持ちになるのです。
と、始まる前から一人心で泣いているのは僕です。笑

山の中にある野外劇場「有度」、開演前は劇場前で県知事・宮城聰芸術監督、そしてSPACの俳優による世界演劇祭開幕セレモニーが行われ、高々とここに開幕。
お客様の盛大な拍手と共に、熱気もどんどん加速していきました。

その頃野外の舞台では俳優各々が身の引き締め、その静かな時は確かに今ここに居て生きている証であり、これから2時間の真剣勝負の始まりを告げていました。
森々どこまでも深く、そこに住まう住民もそっと舞台に集まりだし、人間が、建物が、空間が自然の中の一つとして存在していて、そして広がる空に包まれていました。

そう、仰げば空。
今飛び立とうとしているヒナは僕達次第で良くも悪くもなる。。
この空へどこまでも飛んでいけ!!

・・・どうやら一羽目はちゃんと飛び出していけたようです。

悲しみがまだまだ包むこの日本。
だからこそ祝祭を。
孤独な魂は今こそ報われん。
今この時を、この一瞬を。
手を上げて叩いてみれば、聞こえてくるのは拍手の大合唱。

劇場でお待ちしております。


ふじのくに⇄せかい演劇祭2012
SPAC15周年記念作品
『マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜』
演出:宮城聰 台本:久保田梓美 演奏構成:棚川寛子
出演:SPAC

日時
6月10日(日)19:00開演
16日(土)19:30開演
23日(土)19:30開演

※雨天決行。傘はさせませんので、カッパをご持参ください。

会場
静岡舞台芸術公園・野外劇場「有度」
(JR「静岡駅」・「東静岡駅」からバスで15〜20分)

料金
全席自由 4000円


他、世界各国から様々な団体が参加してます!
野田地図『THE BEE』も参加、静岡が大千穐楽。
演劇祭なのでセット券販売を始め、様々な割引券もご用意。
この機会に、是非世界の演劇に触れてみてはいかがでしょう。

東京からもバスが出てます(片道1000円)。
詳細はこちら↓
http://spac.or.jp/news/?p=5319

皆様のご来場、心よりお待ちしております。

「SPAC」HP
http://www.spac.or.jp/


頂きました、嬉しすぎる!

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2012年6月 2日 (土)

『マハーバーラタ』、発信発進!!

公演初日!!
来ました、この日が。
やっちゃいますよ!はじけちゃいますよ!!
明日はきっとベットでぐったりでしょう。笑

ここで、本日公演にお越しになられる皆様へ

バスの時間等、補足情報をご連絡します。
ご参考にして頂けたら幸いです。

[バス]
行き:駅→舞台芸術公園まで、帰り:舞台芸術公園→駅までのバスの時間。
いずれも静鉄、立川観光。

●行き
東静岡駅→静岡芸術劇場→舞台芸術公園
①18:00→18:05→18:15
②18:45→18:50→19:00

●帰り
舞台芸術公園→東静岡駅→静岡駅
①21:30→21:45(東静岡駅まで)
②22:00→22:15→22:25
③22:30→22:45→22:55
④23:30→23:45→23:55

以上、ご参考までに。

今日から世界演劇祭が開幕ということで、野外劇場前広場で18:30より開幕式を行います。
こちらも時間があったら是非ご参加ください。

終演後は、芸術公園入口付近の建物「カチカチ山」にて『フェスティバルbar』という出演者と一般の方が直接お話できる立食会が開かれます。
自由参加ですが面白い機会だと思うので、もしよかったら是非。
僕もいます!

今日の天気は曇りということで、いちおカッパをご持参頂けたらと思います。
よろしくお願いします。

みんな見に来てね!!!!!!!!!


ふじのくに⇄せかい演劇祭2012
SPAC15周年記念作品
『マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜』
演出:宮城聰 台本:久保田梓美 演奏構成:棚川寛子
出演:SPAC

日時
6月2日(土)19:30開演

※雨天決行。傘はさせませんので、カッパをご持参ください。

会場
静岡舞台芸術公園・野外劇場「有度」
(JR「静岡駅」・「東静岡駅」からバスで15〜20分)

料金
全席自由 4000円

「SPAC」HP
http://www.spac.or.jp/

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