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2012年4月

2012年4月30日 (月)

季節は巡り。

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宿舎の窓を開ければ、目の前は桜の木と茶畑。
4月1日に入居した時はまだ6分咲きくらいだった桜はあっという間に満開を迎え、既に緑の木々に顔を変えた。
稽古を始めてもう一ヶ月経ち、『マハーバーラタ』はどんどん面白くなってます。

そんな「ふじのくに・せかい演劇祭」のプレイベントが静岡県内にてスタート!!
イタリアから来た、自転車演劇『旅』。
県内の様々な路上などの場所でパフォーマンスしてます。

“自転車演劇”ですよ!
なんですか、“自転車演劇”って!?笑
もう見てみないと何も言えないので、明日の静岡・七間町でのパフォーマンス観て感想書きます。

演劇は現場によって人が変わり、その都度初めましてをして対等な位置を得る。
しかし当然年齢を意識してしまうもので、先輩には最初遠慮してしまうというもの。
でも時間の経過と共に「この人はどんな人なのか」がわかってきて、自然とそれは芝居に影響してくる。
演劇は直接人間同士が語り合う、これが魅力の一つであって、それだけ人間力も向上していく。
コミュニケーションって難しいけど、個々に合った手段はあって、それがわかると人間って面白いなって思えるんだよね。
こういうことを演劇を通してもっと一般の方に広められたらと思ったりする。
演劇って、作品を作ってお客様に観てもらうだけじゃないんだよね。
もっと身近なんだよね。

普段の生活の中でたくさんと人がいて、こういった人たちともっとお話しできたらいいのにね。

桜咲く季節に東京に居なかったのは何年ぶりだろ。
東京の桜も静岡の桜も同じであって同じじゃない。
それは見る僕達の感情が常に変わるから、そう思うのかな。


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2012年4月26日 (木)

刻むのは日々。

毎日10時間以上の稽古をこなす日々、一日は長いようで短い。
充実した毎日に感謝。
『マハーバーラタ』という、インドのなのだけど独特な和の世界観ができつつあるこの作品に、僕もどんどんのめり込んでいく。
あーでもないこーでもないと話し合っては動いて、その繰り返しの中で個々としても繋がっていく。
演劇は直接的に人と関係を持つから、作品を通して相手が見えてくる、だからこそ難しくも面白い。
毎日ヘコんではうぎゃー!って言って頑張ってます。笑

おかげさまでチケットの売れ行きが良いです。
ご予約はお早めに。

姉のちょっとした大手術も終わり、なんだかホッと一息。
手術日は途中まで立ち会ったけど、回復してからはまだ会ってない。
なぜって?
だってまた会えると思ったし、もう元気とわかればいつでも会えるし。笑
いい意味で、プライベートも仕事もそれなりに距離を考えながら生活を。

稽古場から、いい天気だと絶景なんですわ↓


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2012年4月14日 (土)

あー。

何気ない当たり前な日常というのに保証はどこにもあらず、すべてが偶然でできていて構成されている。
当たり前というのは何をもって当たり前なのか。
それはいつも感じていて、だからといって特に考えるわけでもないのだけど。

でも震災以降「生きてるだけでバンザイ」というのが身に沁みる様になった。
そう、生きてるだけでバンザイ、それだけ生きてる事には価値がある、当たり前には価値がある。
楽しい事よりも圧倒的に辛い事の方が多いのだけど、だからこそ価値を見出せるというもの。
どんな苦難も乗り越えて生きたい。

当事者は辛い思いがありながらも、それでも腹をくくった人間はきっと強く、そして目の前の敵に全力で立ち向かう。
明日という日を、そしてそのまた明日を生きるために。

「がんばれ」、僕に言えるのはそれだけ。
そして、「またあとで」。

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2012年4月12日 (木)

軸をとる稽古につき。

本格的に稽古が始まってからというもの、まずは作品稽古の前にトレーニングとしてスズキメソッドに励んでいるのだけど、これが参った。
自分の体が歪み過ぎていて全然体の軸がとれない。
そう考えると、自分の体は普段どうやって自分を支えているのだろう、なんて思ってみてはただひたすらコツを掴むまで訓練してます。

ちなみにスズキメッソドは、日本の古典芸能や武道を参考に考案された俳優のためのメソッドで、重力に対して丹田を意識し地面を掴み、また相手を常に意識して行動を起こすというもの。

と、言葉でいうのは簡単。笑
これをやるとなると、まー大変!体が動きやしなし。
ついでに僕はO脚のせいか、足の体重が外に逃げやすい。
ということは、これが慣れる様になればO脚は治る!?
最早目的をそこに変えて、できるようになるまで頑張ります。笑

舞台に立つってどんだけ本数こなしていても難しい。
ちゃんと地面の上に立つ、重力を感じる、重心を下に落とす。
確かに浮き足立ってたら観客も集中できないよね。
そんな無意識を意識して日本人の美しい姿を探求する、いろんな意味で鍛えられます。

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2012年4月 9日 (月)

SPAC『マハーバーラタ』に出演決定!

僕が先週から籠っているところ、それは静岡芸術公園。
日本平の一角に茶畑と共存するその場所は、Shizuoka Performing Arts Center、通称SPAC(スパック)が所有するもので、野外劇場「有度」、室内劇場「楕円堂」、専用稽古場、宿舎が備えられている場所です。
そんな宿舎に現在寝泊まり、6月の公演終了までの実質3ヶ月籠るわけですな。
山に囲まれているので、まさに修行でございます。笑

このSPACは日本でも珍しい県が持つ芸術団体で、芸術監督・宮城聰氏のもと様々な行事や、世界演劇祭を主軸に年間を通して多数の公演が行われています。
メイン劇場は東静岡にあるグランシップ内の静岡芸術劇場で、元芸術監督は鈴木忠志氏。

そんな静岡が世界に誇る演劇祭にて今年6月に上演されるSPAC『マハーバーラタ』に、この度出演が決まりました!!
個人的には地元という事もあり、本当に嬉しい思いであります。
今回この『マハーバーラタ』は今年SPAC15周年という記念碑的公演で、日本では2003年以来の再演となります。
ちなみに『マハーバーラタ』は、インドの神話的叙事詩と言われているもので、その長さは聖書の4倍もあるというそんな中から、今回はナラ王とダマヤンティー姫の奇数な人生の物語を上演します。

上演場所は野外劇場「有度」、もちろん雨天決行!
時間は毎公演19:30からということで、闇夜に照らされる森をバックに上演されるこの世界観は、東京などでは絶対に味わえない魅惑的なものになること間違い無し。

もし作品に興味がある方は、岩波文庫から「マハーバーラタ ナラ王物語〜ダマヤンティー姫の数奇な生涯〜」が出版されているので、こちらを読んで頂けると更に楽しめます!

皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

ふじのくに⇄せかい演劇祭2012
SPAC15周年記念作品
『マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜』
演出:宮城聰 台本:久保田梓美 演奏構成:棚川寛子
出演:SPAC

日時
6月2日(土)19:30開演
10日(日)19:00開演
16日(土)19:30開演
23日(土)19:30開演

※雨天決行。傘はさせませんので、カッパをご持参ください。

会場
静岡舞台芸術公園・野外劇場「有度」
(JR「静岡駅」・「東静岡駅」からバスで15〜20分)

料金
全席自由 4000円


他、世界各国から様々な団体が参加してます!
野田地図『THE BEE』も参加、静岡が大千穐楽。
演劇祭なのでセット券販売を始め、様々な割引券もご用意。
この機会に、是非世界の演劇に触れてみてはいかがでしょう。

東京からもバスが出てます(片道1000円)。
詳細はこちら↓
http://spac.or.jp/news/?p=5319

皆様のご来場、心よりお待ちしております。

「SPAC」HP
http://www.spac.or.jp/

公式Twitter
https://twitter.com/#!/_SPAC_

公式facebook
http://www.facebook.com/SPACshizuoka


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2012年4月 3日 (火)

「和」が必要か・・・。

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このセッションの組み合わせを見て、あなたはどう思いましたか?

僕はこのセッションを聴いて、「なんだ、この4人は!?」というのが感想。笑
和洋折衷というのでしょうか、面白いオンガクを奏でてましたね。
しかも即興!ウケる。笑

日本人が海外に売り込むものを考えた時に、やはり武器は「和」ではないかと。
なのに日本人の生活は基本的に「洋」。
こどもの頃や学校の授業で触れるのも、比較的「洋」の要素が多い。
これはやはり、戦後から高度経済成長にかけて輸入された文化が浸透、一般化したという流れのもとでしょうか。

僕は演劇を通して「和」の文化に触れる事が多いわけですが、日本人が洋物で海外で勝負しようと思ったら、かなり厳しいわけですよ。
それは単純に体格が違うとかね。
日本人なら日本の文化を学ぶ方が、結果的にはよっぽど武器になるわけで、それはビジネスと見てもいいと思われます。
「能」の世阿弥もあれば「舞踏」の土方巽もある、いずれも世界に誇るもの。

しかし日本語だけでは難しくて、これで英語が話せる様になるともう完璧ですよ。
世界でやっていける芸者になれます。
それだけ英語も重要なわけで。

他の人にはない自分の武器というものが、最後にはものを言うと感じる今日この頃。
この世界生き残るために、今は惜しまずの努力あるのみ。

山に籠ってると、いろいろ考える事が多くなって困る。笑


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2012年4月 1日 (日)

その詳細は・・・

電車も無ければ、コンビニも自動販売機も無い。
車が無ければ移動さえできない。
夜の明りは薄暗く、空を仰げば輝く星。
茶畑に囲まれた山の途中に広がるその公園の宿舎に、僕はこれから3ヶ月寝泊まりします。
えぇ、今地元は静岡にいます。

木々に囲まれて育った僕にとって、21時になればお店はどこも閉まり辺りは暗くなるなんてことは普通で、今いる森に囲まれたこの場所は夜の闇が心地よいものです。

これから起きてから寝るまでの一日稽古を3ヶ月間毎日、それは6月の公演に向けてのある意味修行です。
演劇のみにどっぷり浸かるこれからは、幸せでもあり怖くもあり。
6月のお客様の顔を思い描き、サイコーの舞台を作っていきたいと思います。

しかし、丁度年度末のこの時期に東京を離れ宿舎に入り、これから3ヶ月間住む場所に引っ越しをしてと、そんな作業をしていたら上京した時の事を思い出しましたね。
上京して8年経ったんだなーと。
上京したては淋しく淋しくて、最初のGWは帰りたくてしょうがなかった。
慣れない東京での一人暮らしに泣きべそかいて。

それから短大で演劇の基礎を身につけ、全国の小学校を回ったり海外行ったりと様々な舞台を経験したけど、プロとしての最初の仕事は実は今いる場所だったり。
しかも野外劇場!
その開放感といったら半端無かった・・・。

というわけで!!

夏に舞台決まりました!!

個人的には出たくてたまらなかったこの団体!!

その詳細は・・・

近日公開でございます!!笑


東京ではないけど、東京からもそう遠くはない場所で(笑)、ここでしかできない公演を打ちます!!

乞うご期待!!


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