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2012年3月13日 (火)

若手演出家コンクール

毎年日本演出者協会が行っている若手演出家コンクールというものが、先日下北沢の「劇」小劇場でありまして行ってきました。
これは全国からの劇団・ユニットなどの応募者の中から一次・二次と通過した4団体が最後に最優秀賞を争うもの(4団体にはこの時点で優秀賞が贈られます)で、上演時間1時間、その前後仕込み・バラシも1時間で行い、4日間で1団体2公演するという、まぁキツキツな演劇祭みたいな感じ。笑
チケット2000円で全4団体が見られるというリーズナブルなもので、また全団体を観劇した方には観客賞の投票権も得られる参加型で、観劇以外でも楽しめちゃうのも魅力な企画です。

そんな4団体の中には、大学同期のスズキ拓朗がいて、現在ダンス集団chairoi PURiN主宰、且つコンドルズのメンバーでもあるという、なかなか面白いやつで、仲間の活躍を見るのも楽しみで足を運んだわけであります。

僕は4団体中3団体観劇したわけですが、各々まったく色の違う作品でして、「えっ、これ審査できんの?基準とかあるの?」みたいな戸惑いを隠せない自分がいまして。笑
しかし刺激で面白かったですね。
僕は舞台を見ると結構意味を考えちゃう方で、あの動きは何だとかどうしてあれを使ったのだろうとか、見終わった後それを考えるのが好きだったりするわけですが、舞台は意味云々とかだけじゃないんですね、ひたすら人間の身体をドーンと魅せる作品がありまして、「なっ、なんだこれは!こんなのありなのか!!」と、最早説明できない、とにかく顔赤くして汗ヨダレ垂らしまくって全てに全力投球のその姿に感動すら覚えて、そして今までの自分の考えに反省している自分がいることにおかしくなっちゃって。笑
改めて舞台の面白さを知ったのです。

その団体は『開幕ペナントレース』と言いますが、結果的にあと一票というところで最優秀賞は逃しましたが、観客賞取りました。
やはりなといった感じ。笑
一度見ると、結構ハマりますよ。

ところで結果はと言いますと、

最優秀賞
平塚直隆 オイスターズ(愛知県)

観客賞
村井 雄 開幕ペナントレース(千葉県)

優秀賞
柏木俊彦 第0楽章(東京都)
鈴木拓朗 ダンス集団chairoi PURiN(東京都)

でした。
で、僕はその最優秀賞を取ったオイスターズだけ見られなかったという・・・。
だから、最終審査会でのオイスターズの公演話が全然わかりませんでした。爆

その最終審査会でしたが、いろんな話が聞けて面白かったですよ。
面白かったんだけどね、審査の基準というのがありそうでなかったかなという感想。
やっぱりどうしても個人の好みがあって、それが審査におもいっきり反映されていたというわけですな。
難しいとは思うのだけど、審査は個人は無くして同じ立場あっての審査だと僕は思っていたので、それがちょっと残念なところ。
そしてもう一つの感想として、人間は負の部分ばかり見てしまうものなのかなということ。
批評だからしょうがないのかもしれないけど、褒めることがあまり無かったかな。
褒めるって大事だと思うんですよ、だってそれはその人を認めるということですから。
認めてから批評しないでは、若手演出家コンクールの趣旨「若い演劇人を育てる」にそぐわないではないかと。

と、あくまでも自分の感じたことだけど、それでも多くの演劇人からのコメントをもらえるのはここに残った4団体だけであって、それは素晴らしい事であり羨ましいことであり、まぁ嫉妬ですね。
良い刺激です。

拓朗はじめ、chairoi PURiNのみんな、お疲れ様でした!

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