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2012年3月12日 (月)

1年が経ち。

僕の1年前のこの日は、舞台出演オーディションを受けていました。
場所は両国。
オーディションの最中に大きな揺れが起こり、必死に壁の手摺にしがみついていたのに、頭は以外と冷静だったのを覚えています。
その場にいた参加者と外に出てみれば、電線が揺れていればマンションが左右に揺れている状況。
ヘタに動かず完全に収まるのを待ってみることに。
最初の地震から約1時間後、地面の下の方で縦にガクンと動いたのを感じたかと思えば、また同等のでかい揺れ。
最初と同じく立っているのがやっとの状況でした。
日本で何かが起きた、確信したのはこの時です。

そしてその場のメンバーで近くの公園に避難してみれば既に避難してきた人たちで溢れ、皆情報を得ようと携帯をいじるものの電波の反応は無く、電話も繋がらない状況。
不安と心配から漏れる言葉たち、まったく状況が見えない時間に戸惑うばかりでした。
そう、東北では津波が街をのみ込んでいることなど知る由もなく。

東京の交通機関は完全に麻痺。
全ての電車は止まり、JRは地震発生から2時間後ぐらいには、その日の運営を中止することを決定。
あとは地下鉄が動くのを待つ以外、最早どうしようもありませんでした。

オーディションはというと、やりましたよ、しっかりとね。
頭では帰れるかという事、そして家族や友達の安否しか考えてなかったけど。

時間は経てども電車が動く気配はなく、ラジオも無くて情報が入ってこない、待つ事以外何もできない。
そんな中、オーディション主催団体の方がカップラーメンを用意してくれて、遠慮なく頂いてみれば、やがては体が温まり血を熱を感じ・・・、命があって本当によかった。

なんとか地下鉄が動いたのは22時頃だったか。
両国から新宿方向へ。
しかしどこまで行けるかわからない、とにかく動いたというだけ。
行けるとこまで行ってみようと電車に乗れば、奇跡的にも自分の使う電車は全て動いていて、なんとか最寄り駅にたどり着くのでした。日は既に変わっていたけどね。

僕の3.11はこんな感じでした。
いや、ホント家に帰れてよかった、ありがたい。
生きてる事にバンザイ、もうこれにつきますね。

あれから1年。
できることからコツコツと。


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