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2008年5月13日 (火)

公演終了。

メガロシアター公演「Sacrifice」、無事公演が終了しました。
お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
かなり刺激的なパフォーマンスで、お客様の中には気分が悪くなったりした方もいらしたみたいでちょっと焦りましたが、意外と好評をいただきました。

観に来てくれた友達が言っていた言葉の中で、「動物園」ならぬ「人間園」といった感じだったと言われ、その通りだなと思った。
動物園は、物理的に見て常に人間によって拘束されている。
決められた陣地の中で一生を終える動物は、実に悲惨である。
なら人間はどうか?
人間は見えない檻で常に拘束されていて、自由に生きてるつもりでも、それを感ぜずに入られない。
感じてなくても、事実そうであるわけでとても虚しい。
だったら、普段見えないなら表に出してみようじゃないか。

個々のパフォーマンスが舞台で同時に展開された空間には、普段人間なら誰しもが感じている疑問・違和感・恐怖・生と死、そして何より「Sacrifice」=「犠牲」を表現したわけで、個々それぞれが異なることをしているのに、全体的に見て最終的に共通の「犠牲」が浮かび上がってくる。
表現者のこちらとしても、この発見は面白かった。
お客さんの中にも同じように感じてくれた人がいたみたいで嬉しく思う。

僕たちは、常に刺激を求めている。
束の間の幸福は一時で、やがて刺激を求め危険を冒す。
そしてまた幸福を求めてと、人生はこの繰り返しではないのか。
人間は矛盾した存在。
だからこそ面白い。

生きているのなら、とことん自分を見つめ可能性を探りたい。
毎日違う自分、一つ一つを大切に握り締めていこう。

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